辞める勇気

ここが変だよ看護師

どうもさといです。

よくSNSで

「辞めたいのにやめられない」

「やっと辞められた」というような

やめられない、やめるのに苦労したという嘆きを見聞きします。

なので今回は、退職を考えている方への記事を書こうと思います。

辞めたければ辞めたほうが良いのか

まずそもそも辞めたほうが良いのかと悩まれている方

いらっしゃると思います。

辞めると一言で言っても、

看護師を辞める方

その病院を辞めて、他の病院で働く方

の2パターンがありますよね。

どちらのパターンでも当てはまる

辞めたほうが良いと思うケースは

①仕事や職場が原因で自分の健康を損なっている

②労働の対価が見合わないと感じる

③働く必要がなくなった

④遠くへ引っ越す

といったところでしょうか。

①仕事や職場が原因で自分の健康を損なっている

に関しては、言うまでもありません。

例えば精神的に病んでしまう人、

ストレスにより不整脈などが出てしまう人などを

今までに見てきました。

そういう方は、その原因となっていることから

早急に距離をとったほうが良いと思います。

でないと取り返しのつかないことになります。

原因は様々で

例えば部署に居る人が原因なら、異動すればいいだけかもしれないし

その職場のブラックな体質が原因なら、職場を変える必要があるし

看護師業務の責任感の重さが原因なら、看護師を辞めたほうが良いこともあります。

次に②の労働の対価が見合わないと感じる

に関しては

給与が少ないと感じたり、

残業の手当が出ない、休みが少ない

仕事が過酷すぎるなどです。

要するに自分の仕事量と給与が釣り合っておらず

それが改善される見込みのない職場において

辞めるという選択肢をとるのはアリです。

例外もあって、自分がその仕組みを変えてやる!という

モチベーションが高い人が稀にいます。

それはすばらしいことだと思います。

なので①とは違い、必ず辞めたほうが良いとは思いません。

③働く必要がなくなった

については、

たとえば専業主婦になった

宝くじがあたった

早期リタイア「Fire」した

定年退職などでしょう。

これも人によりますね。

お金が足りていても働く人もいますし、

定年退職後も続ける方もいます。

辞める理由としてはアリだと思います(私なら辞めます)

④遠くへ引っ越す

これは、様々な理由で遠くへ引っ越す際に

その職場を辞め、新たな地で働くようなケースですね。

これも辞める理由になりえますね。

しかし辞めるのって勇気いりますよね。

①の仕事や職場が原因で自分の健康を損なっている場合には

個人的には辞めたほうが良いと思います。

看護師は分野が多岐にわたっているという特徴があります。

入院病棟勤務だけが看護師ではありませんし

大学病院勤務だけが看護師ではありません。

夜勤が必ずできなければいけないということもありません。

必ずフルタイムで働く必要もありません。

診療科はいくつもあります。

働く期間はとても長いです。

腰を据える場所は、焦らずにゆっくりと決めればいいと思います。

辞めると決めたら

どんな理由であれ、辞めると決めたとしましょう。

職場の規定に沿って、上司や管理者に

辞めるという意思表示をしてください。

それで必要な手続きをしてお終いです。

簡単ですね。

交渉は?引き留められたときは?

これが厄介です。

上司によっては

人員が減るのを嫌がり、

辞めることを許さないという暴挙にでます。

なので辞める側がなぜか、辞めるための交渉を頑張るという図が生まれるわけです。

結論を申しますと

交渉する必要もなければ

引き留められても無視で大丈夫です。

辞めるのに上司の許可はいらないからです。

もし辞められないとお悩みの方は

近年退職代行というものが流行っていますので

調べてみてはいかがでしょう。

引き留めようとしている先輩、上司、管理者の方へ

もしこの記事を見ている人の中で

スタッフが退職したい意思を示したときに

引き留めている先輩や、上司、管理者に当たる方がいたら

それはやめましょう。

多くの場合は無意味ですし、

万が一引き留めに成功したとしても、

その人の仕事に対するモチベーションは保てません。

またあなたに退職を拒否する権限もなければ

人の人生を左右する権限もありません。

「いいや、その人のために言っている」

それは気のせいです。

その人はやめたいのです。

その人の意思を尊重せずにその人のためになるケースなんて

子供くらいにしかありません。

もし続けて働いてほしいのなら、

無意味な交渉などせずに、

働きやすい環境を作ったり、

労働に見合うと思ってもらえる対価を支払うなどして

その人が続けたいと思えるような職場を目指しましょう。

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