「便利」のためならケチるな

ここが変だよ看護師

どうもさといです。

突然ですが、今日師長に、

電子血圧計の買い替えを提案したらこんなことを言われました。

「買い替え?しないよ。だってどうせ壊すんだもん」

同じような理由で、無くなったデバイスの補充をしてもらえなかったりします。

みなさんの職場ではどうでしょうか。

はっきり言って私にはこの師長の気持ちが理解できません。

その理由をお話しします。

「便利」のためならケチるな

結論から申しますと、上記のように

買い替えや補充を渋ると、損をします。

なぜなら、例えば古くなった電子血圧計を使用して起きることは

加圧がうまくされない

電池がすぐ切れる

測定結果にばらつきがあり正確性に欠ける

などでしょうか。

加圧がうまくできず、何度も加圧し直したりすることは

患者負担に繋がりますし、時間も無駄に食います。

電池がすぐに切れると、電池を変えるのに手間とコストがかかります。

測定結果の正確性に関しては、そもそもあってはならないことです。

では逆に買い替えなかった場合、どんな利点があるのか考えてみましょう。

買い替えコストがかからない

この一点ですかね。

でも買い替えコストと言っても

スムーズに測定できないことでの時間の無駄や

電池の消耗などを考えれば、

そんなの長くても1か月使えば元が取れるのではないかと思いますよね。

以上のことから、古いデバイスを使い続ける利点は皆無です。

また日々「物品チェック」と称して、

血圧計や聴診器、Spo2モニターなどの数を数えているのですが、

ある日突然Spo2モニターが一つなくなったりします。

そんなとき「すぐ無くすから補充しない」と言われたりします。

これも利点はありません。

まずスタッフがそれを探す手間もタダではありません。

勤務時間外なら残業代を請求できます。

そしてその1台が無いことでの業務の滞りも

当然業務負担やコスト増、看護の質の低下などに繋がります。

無くなったら速やかに買い替えたほうが

圧倒的に利益があるのです。

師長が買い替えや補充を渋る理由

ではなぜ師長は買い替えや補充を渋るのでしょうか。

これは考えてもよくわからないので聞いてみました。

「物を大切にしてほしい」

「すぐに買い替えては物を大切にしてもらえない」

だそうです。

ここまで聞いても私は理解に苦しみました。

まずスタッフは、故意に無くしたり壊したりしていません。

とてつもない激務の中で、どこかにぶつけてしまったり

落としてしまったり、無くしてしまったりするのです。

じゃあなにか?使うなと申すか!?

と言いたくなります。というか言いました(笑)

使っていれば壊れますし無くします。

物を買い替えなかったり、補充しないことで

より激務になり、物の所在なんて全然整理されないし

追跡なんてとてもじゃないけどできません。

そんななかで買わない、補充しないというのなら、

それはただのイジワルです。

便利を追求することは看護の質を上げること

古いデバイスで一生懸命やり直しながら測定しているバイタルサインでは

時間がかかるわ、正確じゃないわで、

良いことなんて無いことはわかっていただけたと思います。

デバイスを充実させ、便利を追求することは

時間を捻出することに繋がります。

そして看護の質を向上させることに繋がります。

そして業務にかかるコストだけ見ても、

速やかに買い替えや補充を行った方が

安く済むと思います。

どうしても物を壊されたくない、無くされたくないのなら

業務負担を減らしてほしいものですね。

ゆーったり仕事ができれば、何も壊れないし、何も無くなりません。

と、以上のことを師長に力説して

電子血圧計はもちろん、ノートパソコン3台を買い替えさせた

さといでした。

読んでいただきありがとうございました!

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