1年目の乗り越え方

看護の知識・スキルアップ

どうもさといミルクです。

5月も終盤となりましたね。

5月と言えば、メンタルが揺らぎやすい時期です。

特に新入職1年目のみなさんは、ストレスフルな日々を送っていらっしゃると思います。

そこで、私が考える「1年目の乗り越え方」をご紹介させてください。

目標を高く設定しない

これが一番重要です。

職場にもよると思いますが、1年間の目標を設定したりしますよね。

そこで例えば、

「メンバーシップがとれるようになる」とか

「時間管理をしっかりする」とか

「患者さんに寄り添う」だとか

はっきり申しますと、1年目で「意図的に」何か成果を出そうすることは

無謀です。そして危険です。

私のお勧めする1年目の年間目標は

「勤務表通りに出勤できる」や

「環境に慣れる」

「自己の体調管理ができる」など

対象を自分とした達成可能な目標です。

そんな簡単な目標でいいの?

みなさんお気づきだと思いますが、

例えば「勤務表通りに1年間出勤する」ことは

簡単そうですか?

そりゃもちろん3年目の先輩は簡単にやってのけますよ。

しかし、1年目は

出勤することが苦痛で

職場で立っているだけでも体力を削り、

先輩に話しかけるだけでも精神力がすり減りますよね。

そんなストレスフルな状況を意図的にコントロールすることって、簡単なことではなく

なんらおかしくない目標設定なわけです。

目標が高すぎるとどうして危険か

それは自信が持てなくなるからです。

これは1年目に限ったことではないですが、

同じ一年間を送った人でも

目標を達成できた人と、達成できなかった人を比べたとき

自信やモチベーションの在り方が大きく変化してきます。

言うまでもありませが、目標を達成できた方が

自信がつき、次にステップアップしていけます。

逆に目標が高すぎた場合、

まず目標を達成するためにたくさんのエネルギーが必要となります。

これは先ほど述べたように、出勤するだけでもしんどい時期である1年目にやってしまうと

燃え尽きてしまって持続しない恐れがあります。

また持続できても、目標達成できない可能性が高いので

達成感を得られることもなく、「なにもできない1年だった」と

振り返ることになります。

強調して伝えたいことは

「1年目は日々出勤できるだけで素晴らしい」と私は思っています。

本当に出勤するだけでいいのか

極端な話し、それでいいです。

細かいこと言うと、挨拶はしましょうとか、

最低限の接遇は身に付けましょうとかはありますが

それさえできればOKです。

出勤して業務にあたるうちに、

何かを偶然成し遂げます。

それが例えば、「同期とチームワーク良くできた」とか

「患者さんに感謝された」とか

「時間通りに物事を進めることができて定時で帰れた」とか

そんなタイミングが必ず来ます。

そんなときに

「たのしい」「うれしい」「なんでそうなったんだろう」

と深掘っていければ良いです。

そして2年目以降に、それを意図的に実践できるよう

目標設定したらよいのです。

ストレスの対処方法を身に付ける

これは2番目に大切です。

学生時代とは別物のストレスに晒されていると思います。

それをため込んだままにしておくと、

絶対に乗り越えられません。

これは今後看護師を続けていくうえで、ずっと必要なことです。

私の場合は、旅行でした。

とにかく旅行に行っておいしい食べ物を食べていました。

いまはコロナ禍で遠出はなかなか難しいかもしれませんが

なにか自分なりのストレス対処方法を見つけてください。

一刻も早く。

多少お金をかけても良いです。

ちなみに私は3年目まで貯金なんかしていませんでした。

それほどにストレスに対処することに重きを置いていました。

だからこそ続けられたと自負しています。

悩みを相談する相手を作る

これは人によるかもしれません。

何を隠そう、私は相談はしていませんでした。

ボッチだったわけではなく、ただ自分のパーソナリティ的に

だれかに弱みを見せたり、アドバイスをスッと受け入れるタイプではなかったためです。

なので、人に相談することがストレスの人もいることを知っています。

ただ、人に相談することでストレスを軽減できる人もいますよね。

そんな方は家族や友人、同期、

ダメ元でさといミルクに相談してみてください。

DM待っています。

最後に、「無理して乗り越えない」

これまで乗り越え方を私なりに語ってきましたが

それでも耐えきれないことってあると思います。

そんなときには「無理して乗り越えない」も手段の一つだと忘れないでください。

その選択肢を持てずに、病んでしまった人を何人か見てきました。

自分の健康が第一です。

乗り越えられなかったとしても自分を卑下する必要はありません。

辛くて辞めたけど、転職先で活躍している人はたくさんいます。

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