どうもさといミルクです。
今回のテーマはとても重要です。
仕事が終わらない、とても忙しい
そんなときついつい休憩時間を削ってしまった経験ありませんか。
または休憩時間中に呼び出される、十分に休憩をとらせてもらえない
なんて声も見聞きしたことがありませんか。
休憩って実はそんなに簡単に考えてよいものでは無いのです。
法的な休憩時間とは
労働基準法第34条で以下のように定められています。
労働時間が6時間を超え、8時間以下の場合は
少なくとも45分
8時間を超える場合は、
少なくとも1時間の休憩を与えなければならない。
休憩時間は労働者が権利として労働から離れることが保障されていなければならない。
これは会社側の責務です。
休憩中は何をしていてもいいの？
はい、大丈夫です。
労働から解放される時間ですので
だれの管理下にもありません。
休日だと思ってください。
外出したって構いません。
休憩中に呼び出された
これは厳密に言うと違法です。
労働からの解放が保証されている必要がありますので
呼び出した時間は休憩時間に含まず、
再度休憩時間を設ける必要があります。
また管理者以外の先輩に呼び出された場合は
法的な会社の責務などは理解していないと思いますので
無視しても問題ありません。
労働者間のやりとりで、休憩時間を削ってはいけません。
忙しくて休憩が取れない
前述したとおり労働者に休憩をとらせるのは会社側の責務です。
自発的に休憩を削ることは
労働から解放される時間を、
自ら捨てていることになります。
決まった時間に取れなければ、
時間をずらしてとってもいいし、
1時間の休憩だとすれば、30分を2回に分けてとってもいいのです。
休憩すると時間で終われないからと、
休憩時間を削る人もいますが
その場合は残業をして残業代を請求しましょう。
自分の労働者としての権利を
簡単に手放さないでください。
休憩中だけど、〇〇が起こったら戻ってきてといわれる
いわゆるオンコール
手待時間、待機時間などいろいろな呼び方があると思いますが
これも休憩とは言いません。
よく混同してしまいがちなのは
夜勤の仮眠時間です。
これは法的に休憩時間とは明確に区別されます。
仮眠時間は、何かあれば呼び出される状態ですので
休憩ではありません。
「仮眠をとっているから休憩はしなくてもいい」
と勘違いしている方が同僚にも多くいました。
何かを待っている時間、
何かが起きたら戻らなくてはいけない時間は、
労働していなくとも労働から解放されている状態とは言えません。
したがって、会社は別途休憩を与える必要があります。
休憩のコツ
ここからは休憩時間にしっかり休憩するコツを紹介します。
休憩室が設けられていても、
先輩たちと一緒だと居心地の悪さを感じ
仕事のことも気になって
休んだ気になれない方って結構いますよね。
前述したとおり、休憩時間は外出したっていいわけですので
私は、食堂でご飯を食べた後
駐車場の車の中でYoutubeを見ています。
人によっては、院内寮に帰る人もいました。
休憩は日々発生しますよね。
ぜひ自分が心から休まる環境で休んでください。
そして休憩を軽視せず
休憩を与えないような上司や先輩は
然るべき報告を行い、
自分の権利をしっかり行使してください。
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